☆概要
東京大学の大津元一教授らは、
太陽電池のエネルギー変換効率を大幅に向上する技術を開発した。
太陽電池は、可視光の内黄色を超える赤色までの波長が電気に変換できない。
そこで、太陽光などが当たると特殊な光である「近接場光」を発生する材料を活用し、
すべての可視光を電気に変換できるようにして効率を高めた。
有機薄膜型太陽電池を試作したところ、効率が5%から7%にアップした。
・原理
数十ナノメートルレベルの微細な凹凸がある銀の電極を表面に塗った太陽電池は、
銀の電極に太陽光などがあたると、受けた光より波長の短い近接場光を出す。
この光も電気に変換することで、発電効率がアップする。
☆何故掲載したか?
・シリコン太陽電池でも応用が可能だ。
ただ受光面積を拡げるため、できるだけ電極を表面から小さくしてきた歴史とは、
少し逆行するので、応用・検証結果を知りたい。
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